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金物加工で使用される真鍮についてご紹介

こんにちは。
東京都練馬区に事務所を構え、さまざまな建設物を対象に金物工事を手掛けております、エムエスケー合同会社です。
弊社では現在、都内のほか神奈川県・千葉県・埼玉県で、建築金物工事や金属加工に対応いただける現場スタッフを求人募集しております。
金物加工において使用される製品は多く、それぞれの特徴をよく理解する必要があります。
そこで、今回は金物加工で使用される真鍮について解説しますので求職者は参考にしてください。

金物加工で使用される真鍮

青い火花大
銅に亜鉛を加えた合金を真鍮といいます。
真鍮は、加えられている亜鉛の割合が多ければ多いほど強度が増し、素材が柔らかいため切断も容易です。
加工においては、熱間鍛造性・展延性・転造性・切削加工性に優れており、めっきやはんだ付けがしやすい特徴もあります。
工芸品などの複雑な形状の金物製品にも用いられます。

真鍮の特徴

電気伝導性が高い

真鍮は電気伝導率が銀と同等に高いです。
この特徴を生かし、コンセントやコネクターなどの接点部に用いられています。

展延性が高い

真鍮は展延性が高く、柔軟に形状に変えることができます。
薄く広く伸ばしたり、引っ張って細く伸ばすこともでき、デザイン性に優れます。

熱間鍛造性が高い

真鍮は熱間鍛造性が高く、加熱することで複雑な形状でも容易に加工できます。
真鍮製の工業部品の中には、複雑な形状のものも多くあります。

切削加工性が良い

真鍮には鉛や鉄などの成分が含まれているため、被削性が高いです。
高い被削性を生かし、精密加工を施すことも可能です。

真鍮は意匠性が高く、磨くことで金に近い色味を出すことが可能です。
その美しい光沢を生かして、金管楽器やアクセサリー、仏具などに使用されます。
また、他の金属に比べて安価であるため、コストパフォーマンスに優れた材料として選ばれます。

真鍮を用いる際の注意点

錆びやすい

真鍮は水分に弱く、空気中では徐々に表面が酸化し黒ずんでしまいます。
錆びると強度や美観が損なわれるため、防錆処理が必要です。
防錆処理にはステンレス化やめっきなどの方法がありますが、コストや時間がかかります。

硬度が低い

真鍮は亜鉛の含有量によって硬度が変わりますが、一般的には他の金属に比べて硬度が低いです。
硬度が低いと傷つきやすくなるため、取り扱いに注意する必要があります。

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