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金物加工で使用される金属はなにがある?鉄の秘密

こんにちは。
東京都練馬区に事務所を構えるエムエスケー合同会社は、金物工事のなかでも建築金物の設置作業を中心に承っています。
弊社では現在、都内のほか神奈川県・千葉県・埼玉県で、建築金物工事や金属加工に携わってくださるスタッフを求人募集しております。
金物加工で使用される金属には、建物金物や装飾金物などの種類だけでなく、使用する素材にも注意が必要です。
金物を使用する用途や場所によって適切な素材を選ぶ必要があります。
今回は、代表的な例として鉄について解説しますので、求職中の方はぜひ参考にしてください。

金物加工で使用される鉄

青い火花小
金物加工とは、金属製の器具や道具を製造する加工法で、鋳造・鍛造・圧延・線引き・プレス・切削などの方法があります。
金物加工で用いられる鉄とは、一般に鉄鋼材料と呼ばれるもので、鉄に炭素や他の元素を添加して作られた合金であり、金属の中でも最も使用量の多い素材です。

鉄の特徴や用いる際の注意点

鉄は安価で加工性がよく、熱処理で多彩な性質の変化を示します。
炭素や他の元素と合わせて合金を作ることで、強度や硬度、耐食性などを調整できます。
また、磁性を持つため、電気電導性や熱伝導性も高いです。
鉄の注意点は、錆びやすいことと、脆性を持つことです。
鉄は酸素と非常に結びつきやすく、空気中や水中では薄い酸化被膜ができて腐食を防止しますが、湿気や炭酸ガスがあると緑青を生じたり、海水には弱い性質があります。
また、ある特殊な条件で急に強度が落ちる脆性という性質があり、用いる際には注意が必要です。

鉄を用いるメリット・デメリット

鉄のメリットは、建築や自動車などの大型産業から、電気機械や工芸品などの小規模産業まで、幅広い分野で用いられる点が挙げられます。
例えば、自動車では約70%に鉄系材料が使用されており、安全性や耐久性を確保しているのです。
また、リサイクルしやすく、環境にも優しい素材であるため、資源の節約や環境保護に貢献できます。
鉄のデメリットには、防錆処理が必要な点と脆性が挙げられます。
鉄は錆びやすいため、防錆処理が必要です。
防錆処理にはステンレス化やめっきなどの方法がありますが、コストや時間がかかります。
また、鉄は脆性という性質を持っており、脆性によって亀裂や破断が起こると、事故や故障の原因になるため、温度や応力に注意する必要があります。
鉄はものづくりに欠かせない素材であり、需要も高いです。
適切な加工を行ない、適切な場所で使用しましょう。

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